こういった思いを持たれている方に向けてNotionでマインドマップを表示させる方法を解説します。
ただ残念ながらNotionそのものにはマインドマップ機能はありません。
外部アプリとNotionを連携させてマインドマップを表示させるしか現状、手立てがありません。
そしてNotionでは「Miro」と「Whimsical」というマインドマップサービスを連携させることができます。
- Notionでマインドマップを表示させたい人
- 情報をNotionでまとめて管理したい人
Notionと連携できるマインドマップ
世の中には様々なマインドマップアプリがあります。
その中でNotionと連携できるマインドマップサービスは以下になります。
- Miro
- Whimsical
以下でNotionとの連携という観点からそれぞれのマインドマップツールの特徴をご紹介します。
Miroのメリット
NotionでMiroを使う最大のメリットは以下になります。
Notionにリンクを埋め込んでしまえば、Miroを開くことなくマインドマップの編集が可能です。
複数のツールを行き来しなくて良いという点は非常に便利です。
ただし以下の注意点があります。
編集はブラウザ版のNotionでのみ可能
Notionにはブラウザ版とデスクトップ版があります。
デスクトップ版でもMiroマインドマップを編集できたら良いのですが、現状ではできませんでした。
Miroのマインドマップの編集作業をNotion上で行いたい人は、ブラウザ版を利用するようにしてください。
Miroのデメリット
Miroには以下のデメリットがあります。
さらに以下のデメリットもあります。
Notionを開くとMiroのマインドマップは以下のように表示されます。
埋め込んだマインドマップを表示してくれれば良いですが、「See the board」を押さなければマインドマップがみれません。
そのためNotionを開くたびに一手間かかり、なかなか面倒です。
Whimsicalのメリット
Whimsicalのメリットは以下になります。
Whimsicalの方が表示速度が速いです。
またWhimsicalの場合はMiroと違って一度リンクを埋め込んでしまえば、マインドマップが常に見れる状態になっています。
MiroのようにNotionを開く度にボタンを押す必要はありません。
Whimsicalのデメリット
Whimsicalのデメリットは以下になります。
Miroと違ってWhimsicalではマインドマップの編集作業がNotion上でできません。
MiroとWhimsicalどっちがおすすめ?
以上のメリット・デメリットを踏まえてMiroを使って欲しい人は以下の人たちです。
Notionで全ての作業を完結させたい人にはMiroをおすすめします。
開くたびにボタンを押す必要があるなど多少の手間はありますが、使いづらくて仕方がないという程の障害ではありません。
一方でWhimsicalをおすすめしたいのは以下の人たちです。
Notionで管理している他の情報と一緒にマインドマップも確認できるようにしておきたい人にはWhimsicalがおすすめです。
閲覧することだけに特化すると表示速度が速く、手間の少ないWhimsicalに軍配が上がります。
miroの連携方法
それではMiroとNotionを連携させる方法をご紹介します。
Miroで共有リンクの作成

まずNotionと連携させたいMiroの画面の右上にある「Share」というボタンを押してください。

上記画像のような画面が表示されます。
「Anyone with the link」という項目の横の表示を「Can view」に変更してください。
変更が完了したら「Copy board link」をクリックしてリンクをコピーしましょう。
NotionにMiroリンクを埋め込み
リンクを取得できたらNotionのマインドマップを埋め込みたいページを表示してください。
そして「/miro」というスラッシュコマンドを打ち込みましょう。

「Miro」という項目が表示されますので、これをクリックしてください。

クリックで表示される画面の入力欄に先ほどコピーしたMiroのリンクを挿入してください。
挿入が完了したら「Embed Miro」を押しましょう。

上記画像のような画面が表示されます。
「See the board」を押すしてください。
以下のような画面が表示されます。

これでMiroとNotionとの連携は完了です。
Miroの場合、Notion上で編集も行えます
Whimsicalの連携方法
続いてWhimsicalとNotionを連携させる方法についてご紹介します。
Whimsicalの共有リンクを取得

まずはNotionと連携させたいマインドマップを作成したWhimsicalの画面を開いてください。
右上に上記画像の赤枠で囲ったボタンが表示されています。
紙飛行機のようなアイコンをクリックして表示される画面の「Get Shareable link」を押してください。
以下の画面が表示されます。

「Anyone with a link」を「can view」に設定してください。
設定が完了したら「Copy Link」を押してリンクを取得してください。
WhimsicalリンクをNotionに埋め込み
取得したリンクをNotionに埋め込んでいきます。
Whimsicalのマインドマップを埋め込みたいNotionのページを開いてください。
そして「/whimsical」と入力してください。

表示されている「Whimsical」を押しましょう。

リンクを入力する画面が表示されます。
ここに先ほど取得したWhimsicalのリンクを入力して「Embed Whimsical」を押してください。
以下の画面のようにWhimsicalのマインドマップが表示されます。

なおマインドマップ右下の「−+」ボタンでマインドマップの拡大縮小ができます。

またマインドマップブロックの上下左右にカーソルを持っていくと上記画像のようにバーが表示されます。
このバーを上下左右に動かすことでマインドマップ画面の大きさ自体を変更することができます。
※画面サイズの変更は同様のやり方でMiroでも行えます。
Whimsicalの場合はNotion上でマインドマップを編集できません。閲覧のみ可能です。
まとめ
MiroもしくはWhimsicalとNotionとを連携させる方法についてご紹介しました。
どちらのサービスと連携させるにしても所要時間約1分ほどで出来てしまいます。
簡単な操作ですのでぜひ利用してみください!